疎外感とアイデンティティ、我慢と自制
「人ごみの中で孤独を感じることがあっても、自然のなかで孤独を感じることはない」
という言葉を、昔好きだったマンガで読んだ。
一緒に本を作った35歳年上の男性は、街のネオンが故郷だと言った。
シアトルで育った友達は、銀杏の落葉に飛び込んだ幼少期の思い出を語った。
郊外出身の私の放課後の遊び場は、ショッピングセンターだった。
アイデンティティは人それぞれ。
電車で疲れた表情の仕事帰りの人たちを見ると、自分は一人じゃないなと変な連帯感をおぼえる。
地球の裏側で出会った友人が「周囲とのギャップ」について語ったとき、自分の孤独を共有できた気がした。
はたから見ると孤立している人が、内面ではとても充実していることがある、という考えについて、私は深く賛同する。
大事なものは目に見えない。
最近、我慢と自制について考えて、自分のなかで実験してみました。
たぶん我慢って「自分の気持ちに反して無理してやること」で、自制は「納得して自主的にやること」なんだと思うんです。
そして実際やってみて気づいたことがあって。我慢と自制、それぞれの行為後の感情が違うなと。後味というか。
我慢したあとって「やっぱり我慢したくなかった、つらい、疲れた」なんですけど
自制したあとって「やめてよかった、案外疲れない、達成感、うれしい」なんですよね。
目に見える結果は一緒でも、自分のなかでの感覚や感情は全然ちがう。
やっぱり、大事なものは目には見えないんだな。
ものすごい、つぶやき感がすごいんですが、このへんで今日は失礼しますね。
【レポ】コスタリカで住み込み農園ボランティア体験
こんにちは、MATSUKOです。
6月に無事コスタリカ国連平和大学を卒業後、次の授業まで休暇ができたので
友人に連れられ、果物農園で10日間ほど住み込みボランティアをしてきました。
そもそもの経緯は、親友(ベトナム出身)がジャックフルーツ、ドリアンなどのトロピカルフルーツを求めて訪れた訪れた果物農園で、農家さんに
「ここでボランティアさせてくれませんか?」
と申し出たことがきっかけ。
農家さんが後日談として「そんなことを言ってきたのは君が初めて」と、彼女の行動力に感心していました。
とはいえ、見ず知らずのアジア人学生を住み込みで受け入れる農家さんも非常に懐が広いなと思わざるをえません。
お世話になったのは、首都サンホセから30キロメートル程度に位置するサンマテオ(San Mateo)にあるZill Plantaという農園。
広々とした土地に、アボカド、マンゴーなどの木々が生い茂っています。
農園ではおもに
・果物収穫の手伝い
(写真左のように、先端にフックのついた長い棒を使って果物を収穫する。大事な部分が写真では切れてしまっていますが、魚の一本釣りのようなイメージ)
・土をビニールバッグに詰め種を植える作業
・接木
・雑草取り
などをおこないました。
ちなみにZill Plantaは果物でなく、おもに苗木を販売しています。
それにしても、この農園にある果物は日本でお目にかからないものばかりで、新しい出会いがたくさん。
- 【Aguacate】アボカド。この農園には5種類以上のアボカドがあり、色や形だけでなく果物が含む水分、甘さが異なり、それぞれ独自の味わいをもつ。
- 【Sapote】日本語でサポテと訳されるらしい。日本のグレープフルーツより二回りほど大きい。味は柿に似ているが、果肉は水分が少なくざらざらとしている。
- 【Jackfruit】日本語でパラミツというらしい(MATSUKOは聞いたことがない)。とにかく大きく独特の香りがする。
- 【Longan】日本語でリュウガンというらしい(MATSUKOは聞いたことがない)。ライチがもっと甘くなった感じで美味しい。ベトナム、タイ出身の同級生は、このリュウガンが大好きらしく、食べられるサイズのものをとにかく取って食べていました。
- 【Santol】Cotton fruitともいわれる。たしかに果肉がコットンっぽいような。甘さのなかにかすかに酸味あり、あまりクセがなく食べやすい。
- 【Durian】「果物の王様」ともいわれるドリアン。ベトナム、タイ出身の同級生はドリアンがとっても特別らしく、木を見て叫びだし、「ドリアンと一緒に写真を撮って!」とはしゃぎまくっていた。MATSUKOはこれまで強烈な匂いのため食べることを断念してきましたが、次に出会ったときには挑戦してみたい。今回は収穫できず。
- 【Guanabana】サワーソップとも呼ばれる。(写真中央のイガイガした果物)酸味の強い香りがするが、食べると甘い。フィジーでサワーソップに出会った2年前は匂いが強すぎて食べられなかったが、今回のコスタリカ滞在でサワーソップを食べる機会が多くあり、慣れた結果、好物になった。
- 【Chilli】唐辛子。辛いもの大好きな東南アジア女子のハートをつかむ、唐辛子の木。どうやら中南米が原産地らしい。
◆ボランティアの振り返り
大学院で環境を勉強するなかで、漠然と農業への憧れが強まっていたMATSUKO。
ですが現場経験を通じて、想像以上に力仕事なしでは成り立たないこと、そもそも植物や土について自分が無知であることを実感。
一方で友人は、どこからともなく草を拾ってきて料理してみたり、葉っぱをきれいに包み紙のように使ってみたりと、クリエイティビティを爆発させていました。
人それぞれ向き不向きがあるし、経験が違うので、自分に合ったことを自分の方法でやるしかないんだな、ということを改めて学びました。
得たものとしては、大方の農家さんたちが英語を話せなかったのでスペイン語を話さざるをえず、語学への関心と興味が再び燃え上がりました。
卒業まであと半年、ステイホームでできることを頑張っていきたいと思います。
それでは失礼します~
「日常」って何だろう?/コスタリカ・外出自粛編
こんにちは、MATSUKOです。
コスタリカは本日、国境封鎖の期限について、予定していた5月15日から6月15日まで延長することを発表しました。
新型コロナに対する各国の政府対応はとても興味深いものですね。
さて今回のブログテーマは「日常」です。
日常とは何か?
書いて字のごとく「つねひごろ」を意味するそうです。
「日常」という言葉が使われる文脈といえば、
現在のような非常事態が起こったときや
長旅から帰ってきたとき
病気から快復したときなどに
「やっぱり普通の日常が一番だよね」
などと、当たり前だと思っていたことに感謝する場合が多いように思います。
ただ、MATSUKOはここ5年ほど国境を越える移動や転職を繰り返すことで
一体なにが日常なのか、なにが非日常なのか、よくわからないな、と感じることがたまにあります。
朝目を覚ましたとき
「あれ、私は今どこにいるんだっけ?」と寝ぼけてしまうことすらあるほど。
「居場所は場所じゃなくて人なんだ」
という言葉で家族やパートナーの存在をありがたがることがあるように、
日常はあるいは一緒にいる人によって感じられるものなのかもしれません。
外出自粛が始まり、MATSUKOは瞑想とランニングを日常に取り入れました。
どちらも好きなことなのですが、やはり継続するのは難しくて。
ただ先月4月から再開して1か月、瞑想やランニングをすることで、生活のリズムをつくりやすかったり、感情の整理がしやすく生産的な気持ちになることを感じています。
これが日常の実感なのかもしれないな、と思います。
今後気候変動や自然災害、感染症などで、日常の概念そのものが変わるであろうことは、多くの人々が感じ取っていることでしょう。
でも考えてみれば、10年前、30年前、50年前の日常は今のものとはまったく違っているわけで、
スケールの違いはあれど、はっきりとした「日常」というものはそもそも存在しないのかもしれません。
むしろ日常というのは自らつくり、つかみ取っていくものなのでしょう。
ただし、日常の選択が自分の手中にあることは贅沢なことだ、というのを忘れないようにしたいです。
「日常に感謝しよう」
という言葉は、多くの場合「今自分のいる環境に感謝しよう」という意味合いで使われるように思います。
そしてその背景には「帰るべき日常がある」という前提が存在するのではないでしょうか。
けれど、帰るべき日常はなくなってしまうかもしれません。
そこでMATSUKOは、帰れる日常を守ることも大事だし、そもそも自分にとっての日常が何かを捉えなおし、揺るぎない自己を確立することも、同様に大事なんじゃないかな、と考えました。
この意見に賛成でも反対でも、非日常や不確実性に対する耐性を、いま、一人ひとりが考え直すのに良いタイミングなのかもしれません。
それでは失礼します~
「30歳」ってなんだろう?
こんにちは、晴れて30歳と5カ月を迎えるMATSUKOです。
先日親友が30歳の誕生日を迎えたので、今回は彼女の前途を祈って「30歳って何?」をテーマにブログを書いています。
よろしければぜひお付き合いくださいませ。
よく「年齢はただの記号であって重要ではない」とか「日本では年齢を気にしすぎている」とか言いますけど、
それらは全部本当だし、全部ウソだと思います。
記号としての年齢は、特に女性にとって婚活や転職市場で重要な指標になるでしょうし
日本以外の国でも日本人以上に年齢を気にしている人だっています。
この事実を持って、「さあ私は年齢とどう付き合おうかな」ってことが大事ですよね。
「30歳になると感性が鈍くなるよ」とアドバイスしてくれた方もいますが
それも経験や生活によるものが多いのではと。
決められた場所で同じことを同じように繰り返していたら、驚きや感動は少なくなっていきますよね。
年齢はそれほど関係ないように思います。
「30歳 女性」で検索すると、予想通りネットには「結婚」とか「出産」「転職」「独身」「焦り」とかいうキーワードが盛りだくさん。
MATSUKOも20代後半には、「30歳までにしたいことって何かなぁ」、とかぼんやり考えた記憶があります。
結論としては、「30歳」はただの一つの指針であって、人生のその他多くある通過点の一つに過ぎないのだということ。
でも成熟の過程において、自己成長と現実世界とのつながりを実感しやすい時期だというのがMATSUKOの現時点での仮説です(まだ30歳の折り返し地点手前なので)。
昨日記憶についてのドキュメンタリービデオを見ていたら、ライフステージの変化が多い10代後半~30代は、人生において最も思い出深い時期らしいことがわかりました。
それでもなお、そういう一般論や統計(事実)が自分の生活と完全に一致するかといったら、そうじゃないですよね?
そもそも私たちは何歳まで生きるかも知らないですよね?
というわけで
展望としては、さまざまな視点から自分を見つめなおすのが豊かな人生を実現するのだ、としてまとめたいと思います。
さてここまでは前置きです。
・・おっと、前置きが長くなったうえにそこにすべての結論を書いてしまった!笑
ここからは個人的な話を。
MATSUKOが30回目の誕生日を迎えたのは、コスタリカのマニュエル・アントニオ(Manuel Antonio)という、ナマケモノやサル・イグアナで有名かつ、白い砂のビーチが美しい国立公園でのこと。
ちょうど週末だったので、日本から遊びに来てくれた高校時代からの女友達と、一児の父で単身赴任中のミャンマー人のクラスメートと3人で旅行していました。
そして誕生日の朝はちょっと気合を入れて一人で早起きし、空から降りてくる何かを期待しつつ朝日を眺めてみました。
ですが、何も悟りませんでした。
仕方がないので「これまでの30年間で何を得て、何を失ったのかな」と考えてみて、まぁこの人生も借り物みたいなものだからな…
とか、本や歌にありがちなことを心に思い浮かべてみました。
要するに、30歳になった時点で特に年齢についての実感はなかったということです。
けれど先日、MATSUKOがあがいていた時期を知る恩人とビデオ通話したところ
「MATSUKO、なんか丸くなったね」とのありがたい言葉を賜りました。
▼(あがいていた時期)
また年上のその人は「30歳ってそういう時期だよ」と言ってくれました。
たしかに最近、年齢とともに心境の変化を感じることが増えたかも。30歳になるとたとえば…
1.自分の人生を生きている感が強まる
誰かに批判されても嫌われても折れない自信(または自我)が確立されてきた気がします。
きっと傷ついたり失敗した、でもそこを踏ん張った経験がこのあたりの基盤をつくっていたのかと。
この自信があると大胆な選択ができますよね。
とかいってまだまだ、人と比べて自分の至らなさにへこみますけど。笑
2.将来への希望がより現実化・具体化する
この希望も自信とつながっているのですが、仕事や学問などの社会経験をもとに自分の力量に応じた希望をもっていくように思います。
言い換えると、明らかに自分には向いていないことに憧れなくなったり、相対的に見てどれほど自分が社会の役に立てるか?などと複眼的に自分の希望をとらえられるようになりました。
とはいえ以前よりはまし、というレベルで今でも視野の狭さは大課題です・・!
3.欲望の把握ができるようになる
今コスタリカというメディア情報の少ない場所にいるからかもしれませんが、
高級料理や上質な洋服など、物的欲望がかなり薄まりました。
生きていく上で事足りればいいなと。
一方で、一緒に働く人や過ごす環境、自分のアウトプットや日々の行動・思考については要求が高く、あるいは欲望が明確になっているように感じます。
優先順位という言葉がより適切なのかもしれませんが、あえて「欲望」という言葉をここでは使いたいです。
なぜなら「優先順位」と比べて「欲望」の方がより本能的、あらがえない自己の本質に近いものを意味するように感じるからです。
これは物欲が悪いと否定してるのではなく、欲望は人それぞれで、成熟ともに、世間の価値観に惑わされることなく各々の欲しいものを自覚していくのではないかということです。
ひどく青くさくなってしまいましたが、以上です。
さて、長めの自己満足な内容になってしまったことを反省します。
なので30歳になった親友にフィードバックをもらい、改善したいと思います。
それでは失礼します~
【写真】コスタリカ・サンホセ郊外での新型コロナ対策
MATSUKOの住むサンホセ郊外の、街中の様子です。
・スーパー、郵便局、お店などでは1.5メートルごとに地面にマークがつけられ、人との距離を空けるような「見える」印がある。
→しかもみんなちゃんと守ってます。今日銀行に行ったら、マークがないのに皆1.5メートル空けて列を作っていました。
・スーパーでは入店時に手洗いが求められる。
・スーパーでは朝の1時間、お年寄り専用の入店時間が設けられている。
・小さなお店では、一度に2名しか入れないなど入店人数制限がある。
森友学園・再調査を求める署名のため情報をまとめた
美しい皆さまこんにちは、MATSUKOです。
新型コロナが世間をにぎわせる一方で、現在、森友学園問題が再加熱しています。
週刊文春(3月26日号)に掲載された財務局職員・赤木俊夫さんによる遺書が話題を呼び、
赤木さんの妻が始めた、本件の再調査を求める賛同者が25万人を超えたとのこと。
日本国民が約1.2億人なので0.2%が署名したことになりますね。
このムーブメントに乗っ取りすぐさま署名をしたいところですが、やはり行動において大事なのは「調べる」「考える」こと。
ということで、かなり複雑な森友学園問題をかいつまんでまとめてみました。
というのも、上記の文春による素晴らしい記事を2回読んだんですけど、問題が入り組んでいて自分のなかで整理が必要だと思ったので。
今回のポイントは「公文書改ざんをめぐる問題に官邸サイドの関与があったかどうか」です。
というのが自身で理解でき、再調査の必要性を感じたのでMATSUKOも署名しました。
上図のタイムラインは、要点整理のため安倍昭恵氏と籠池夫妻について除外しており、本件の問題を十分に説明しているとはいいがたいものであることをご承知おきください。
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海外に住む日本の友人と新型コロナについて話していると、
政治のリーダーシップと実行力に話題がのぼります。
とはいえ各国の状況はそれぞれ違いますし、個々人の思考と行動が将来を決めていくことでしょう。
大学院で勉強させてもらって気が付くことですが、やはりメディアリテラシーを中心とした、多角的な視点で物事を考察していく力が問われる時代なのだと感じざるを得ません。
とやけに真面目になってしまいましたが、できる行動をしていきたいです。
賛同される方はぜひシェアください。
Sources:
https://mainichi.jp/articles/20170209/ddn/041/040/006000c https://mainichi.jp/articles/20170225/ddm/001/100/143000c https://mainichi.jp/articles/20170516/dde/012/100/002000c
https://mainichi.jp/articles/20180312/ddf/041/040/016000c https://mainichi.jp/articles/20180313/ddm/005/070/036000c https://mainichi.jp/articles/20180328/ddm/004/070/021000c
https://mainichi.jp/articles/20181010/k00/00m/040/076000c
https://bunshun.jp/articles/-/36823
https://dot.asahi.com/wa/2018122900024.html
観光大国コスタリカ・新型コロナの最新状況(3月末)
こんにちは、MATSUKOです。
今回は私の留学先であるコスタリカにおける新型コロナの感染状況と政策、実際の住民の反応についてご紹介します。
コスタリカ大統領府は3月16日、新型コロナウイルス対策に関して国家非常事態宣言を発令しました。
- コスタリカでは2020年3月6日に初感染者を確認、現在(3月31日時点)感染者者数347名、うち2名(どちらもお年寄)死亡、6名が回復したと報告されています。
- 3月19日には観光客に対して国境を封鎖(現時点では4月12日までの予定)。
- 3月17日~4月4日の間、全教育機関が閉鎖されています。
日本では法律に基づいた緊急事態宣言が出ると、都道府県知事が強制力が強い要請を出すことができるようになるそうです。気になった方はこちらの記事をどうぞ。
MATSUKOの通う国連平和大学では3月9日から今学期の終わる6月まで、全コースがオンライン移行。
留学生が多い環境なので、学生たちは自国に帰る選択ができました。
結果、アメリカとヨーロッパの学生の多くは航空会社が運休する前にと、先週末までに帰国していきました。
家族が心配したり、という理由で帰っていった学生が多かったようです。
一方でアジアの学生たちは、飛行機で経由することになるヨーロッパからの入国が厳しい状況もあり、MATSUKO含めコスタリカに残留しています。
また、大学自体も現在は月~木までの開校、何か必要があって学校に来る必要のある学生は、学事に事前連絡をすれば登校して良いことになっています。
結果として今年度の卒業式はなくなり、学生同士もバイバイを直接言えないまま別れることに…
寂しいですが、SNSで「世界のどこかでまた会おう!」というポジティブなやり取りをしたり、ビデオチャットでコミュニケーションをしたりしています。
デジタル時代に感謝ですね。
さて、深刻なのが経済への影響。
身の回りの話では、近所に住む洞窟ツアー観光ガイドのお兄さんが、洞窟を3カ月閉めるということで職を失っています。
MATSUKOのお世話になっている空港勤務のホストファザーも、数か月の休職期間(給与支払いなし)に入り、先が読めない状況になっています。
また、外食産業従事者の40%に当たる約10万人が新型コロナの影響で解雇されたとのこと。
もちろん観光業の影響もはかりしれないと思われます。
MATSUKOの滞在するホームステイ先は7歳の小学生男子と両親、ペットの犬が住んでいますが
普段は仕事や学校で、バラバラのスケジュールを送っていました。
でも今では、新型コロナの影響で毎日家で一緒に過ごしています。
異国に留学中、地元の家族がいるのはとっても心強く、癒されます。
さてご飯を食べていた時のエピソードです。
パパ「数か月の休職の予定だったけど、航空会社で働いているからどうなるかわからないね…クビになるかもねぇ」
ママ「息子と私の分を養う貯金はあるわよ」
パパ「えっ、僕の分は?」
ママ「あなたの分もあるけど、ビールは飲めなくなるかも」
パパ「そしたらMATSUKOに買ってもらうか(笑)」
……平和でほっとするなぁ。
職を失うかもしれない状況においても、なんだかたくましいなと思います。
最近は毎朝、SNSで流れる新型コロナ関連のジョークを見て笑い合っています。
今日はこのあたりで、失礼します~
Sources:
https://ticotimes.net/2020/03/30/more-than-100000-layoffs-as-40-of-costa-ricas-restaurants-close