秋の桜とスペイン渡航
このブログに手をつけるのは2年ぶりです。
先日訪れた上野公園では、桜の木にところどころ花が咲いていました。
そういえばこの桜は何だったのだろうと気になって調べても、大きなニュースにはならなかったようで、あまり情報は見つからず。
昨年の東京新聞で取り上げられていたようで見たところ、どうやら落葉と関係があるそう。
桜の花は7月から8月に芽ができ(知らなかった!)、その後葉っぱが花の成長を抑えるホルモンを出すことで、春までの開花をじっと待つのが通常のようです。
ですが、気温上昇や乾燥が原因と思われる落葉が早まり、また気温が上がると秋にも花が咲くことがあるそう。(詳しくはリンクをご覧ください)
10月なのに「サクラサク」!? 名所・上野公園でソメイヨシノがなぜか開花:東京新聞 TOKYO Web
とても人気な桜ですが、案外知られてないことが沢山あるんですね~。
さてさて。
2年ぶりのブログといっても、その間、書きたいなと思うことは結構ありました。
でも何だか、書けなかったんです。
それは、日々現実の動きが早すぎてじっくり立ち止まれなかったこととか、
大きな変化が多すぎて感情の動きが激しすぎたこととか、
単にLINEみたいな短文に慣れて長文を書くのが正直面倒になったこととか、
色々な理由があったように思います。
でも、文章は人間の内面を写し、表現することのできる重要な手段だと考えているので、やっぱり再開したくなりました。
私、上野の桜を見た後、スペインに引っ越しました。
このブログをはじめて以来6年間、留学や仕事等で国内外含めとにかく引っ越しが多かったものの、今回は一応初めての永住目的の転居なので、これまでになく感慨深いものがありました。
出国前に家族や友人と会い、色々と近況交換などしているとき、彼らは
「MATSUKOって本が好きだもんね」
「MATSUKOは書くのが好きだよね」
と、自分でも忘れていたことを思い出させてくれました。
そして、目まぐるしい変化を続ける人生のなかで、道を見失いそうになることもあるけれど、好きなことを好きなように続けていきたいと、改めて思ったのです。
好きなものって本当に、宝物なんだよな~。だから、大事にしよう。
というわけで、今後どんなことを書いていくかわかりませんが、興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひともお付き合いくださいませ。