Besitos

愛または笑いを込めて

「30歳」ってなんだろう?

こんにちは、晴れて30歳と5カ月を迎えるMATSUKOです。

先日親友が30歳の誕生日を迎えたので、今回は彼女の前途を祈って「30歳って何?」をテーマにブログを書いています。

よろしければぜひお付き合いくださいませ。

 

よく「年齢はただの記号であって重要ではない」とか「日本では年齢を気にしすぎている」とか言いますけど、

それらは全部本当だし、全部ウソだと思います。

 

記号としての年齢は、特に女性にとって婚活や転職市場で重要な指標になるでしょうし

日本以外の国でも日本人以上に年齢を気にしている人だっています。

この事実を持って、「さあ私は年齢とどう付き合おうかな」ってことが大事ですよね。

 

「30歳になると感性が鈍くなるよ」とアドバイスしてくれた方もいますが

それも経験や生活によるものが多いのではと。

決められた場所で同じことを同じように繰り返していたら、驚きや感動は少なくなっていきますよね。

年齢はそれほど関係ないように思います。

 

「30歳 女性」で検索すると、予想通りネットには「結婚」とか「出産」「転職」「独身」「焦り」とかいうキーワードが盛りだくさん。

MATSUKOも20代後半には、「30歳までにしたいことって何かなぁ」、とかぼんやり考えた記憶があります。

結論としては、「30歳」はただの一つの指針であって、人生のその他多くある通過点の一つに過ぎないのだということ。

でも成熟の過程において、自己成長と現実世界とのつながりを実感しやすい時期だというのがMATSUKOの現時点での仮説です(まだ30歳の折り返し地点手前なので)。

 

昨日記憶についてのドキュメンタリービデオを見ていたら、ライフステージの変化が多い10代後半~30代は、人生において最も思い出深い時期らしいことがわかりました。

www.vox.com

それでもなお、そういう一般論や統計(事実)が自分の生活と完全に一致するかといったら、そうじゃないですよね?

そもそも私たちは何歳まで生きるかも知らないですよね?

というわけで

展望としては、さまざまな視点から自分を見つめなおすのが豊かな人生を実現するのだ、としてまとめたいと思います。

 

さてここまでは前置きです。

 

・・おっと、前置きが長くなったうえにそこにすべての結論を書いてしまった!笑

 

ここからは個人的な話を。

 

MATSUKOが30回目の誕生日を迎えたのは、コスタリカのマニュエル・アントニオ(Manuel Antonio)という、ナマケモノやサル・イグアナで有名かつ、白い砂のビーチが美しい国立公園でのこと。

 

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マニュエル・アントニオ国立公園から見える青い海

 

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白と黒の毛並みから「カプチーノモンキー」と呼ばれるサル

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グリーンイグアナ(多分)

 

ちょうど週末だったので、日本から遊びに来てくれた高校時代からの女友達と、一児の父で単身赴任中のミャンマー人のクラスメートと3人で旅行していました。

 

そして誕生日の朝はちょっと気合を入れて一人で早起きし、空から降りてくる何かを期待しつつ朝日を眺めてみました。

 

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月と朝焼け

 

ですが、何も悟りませんでした。

 

仕方がないので「これまでの30年間で何を得て、何を失ったのかな」と考えてみて、まぁこの人生も借り物みたいなものだからな…

とか、本や歌にありがちなことを心に思い浮かべてみました。

要するに、30歳になった時点で特に年齢についての実感はなかったということです。

 

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コスタリカの無口な朝日(まぶしめ)

 

 

けれど先日、MATSUKOがあがいていた時期を知る恩人とビデオ通話したところ

「MATSUKO、なんか丸くなったね」とのありがたい言葉を賜りました。

▼(あがいていた時期)

matsuko2.hatenablog.com

 

 

また年上のその人は「30歳ってそういう時期だよ」と言ってくれました。

 

たしかに最近、年齢とともに心境の変化を感じることが増えたかも。30歳になるとたとえば…

 

 

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空とか仰ぎがちになる

 

1.自分の人生を生きている感が強まる

誰かに批判されても嫌われても折れない自信(または自我)が確立されてきた気がします。

きっと傷ついたり失敗した、でもそこを踏ん張った経験がこのあたりの基盤をつくっていたのかと。

この自信があると大胆な選択ができますよね。

とかいってまだまだ、人と比べて自分の至らなさにへこみますけど。笑

 

2.将来への希望がより現実化・具体化する

この希望も自信とつながっているのですが、仕事や学問などの社会経験をもとに自分の力量に応じた希望をもっていくように思います。

言い換えると、明らかに自分には向いていないことに憧れなくなったり、相対的に見てどれほど自分が社会の役に立てるか?などと複眼的に自分の希望をとらえられるようになりました。

とはいえ以前よりはまし、というレベルで今でも視野の狭さは大課題です・・!

 

3.欲望の把握ができるようになる

コスタリカというメディア情報の少ない場所にいるからかもしれませんが、

高級料理や上質な洋服など、物的欲望がかなり薄まりました。

生きていく上で事足りればいいなと。

一方で、一緒に働く人や過ごす環境、自分のアウトプットや日々の行動・思考については要求が高く、あるいは欲望が明確になっているように感じます。

優先順位という言葉がより適切なのかもしれませんが、あえて「欲望」という言葉をここでは使いたいです。

なぜなら「優先順位」と比べて「欲望」の方がより本能的、あらがえない自己の本質に近いものを意味するように感じるからです。

これは物欲が悪いと否定してるのではなく、欲望は人それぞれで、成熟ともに、世間の価値観に惑わされることなく各々の欲しいものを自覚していくのではないかということです。

 

ひどく青くさくなってしまいましたが、以上です。

さて、長めの自己満足な内容になってしまったことを反省します。

なので30歳になった親友にフィードバックをもらい、改善したいと思います。

 

それでは失礼します~