Besitos

愛または笑いを込めて

恋の痛みを抱えるアラサー女性たちへ捧ぐ、私の実体験

「恋愛やカップルの関係は個人的なもので、多くの場合、外から見える形と実体は異なる」

 

 

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コスタリカに咲く、桜のようなピンクの花。

 

学校の中庭でふとニカラグアの友人が言い、本当にその通りだなぁと納得するMATSUKOです。

たとえば元カップルが「もう姉弟みたいなもので、恋愛感情はない」と言っても、なかなか周囲からは理解されなかったり、というエピソードを彼は話してくれました。

 

私自身がこれまで恋愛で一番つらかったのは、同棲していたパートナーに「他に好きな人ができた」と言われて振られたときです。

その時はフィジーでボランティアをしていたので、

「日本帰ったら家なし、彼氏なし、職なし、のまさに3なしだわ」

と絶望したことを覚えています。

 

今も状況はあんまり変わらないんですが、心境が大きく変化したので、思うことをまとめたいなと考えるに至りました。

 

当時を振り返ると視野がものすごく狭かったのですが、アラサーで破局か…と辛い気持ちを抱えつつ、少しでも気を紛らわせたり、希望を持ちたいと、

本やネット記事を読んだりしたものです。

そこで今回は同様の悩みや迷いを抱える女性たちへ、少しでも思いを共有できればと、恥をしのんで記事アップしてみます。

 

以下、自分が実際にやったことで、よかったと思うことです。

 

①まずは理由を本人に問い、自分の具体的な思いを伝える

何より、自分の納得いくまで直接アプローチするのがその後の人生を決めると言っても過言ではありません。

きっと自分の聞きたくない答えが待っているので、身の引き裂かれるような思いがするかもしれませんが、一生に一度のオリンピックに出場するつもりで勇気を振り絞りましょう。

だって、それまでの二人の関係が自分の臆病心により、すべて台無しになったら嫌ですよね?

そしてよりを戻したいなら、はっきり伝えた方がいいと思います。

あいまいにしたり、時期を待ったりせず。

それも華麗に粉砕される恐れは高いですが、当たって砕けることのみをおすすめします。絶対に後で「よかった」って思えますから。

 

MATSUKOもみっともない程もがき、食い下がりました。

こうしてくれ、ああしてくれ、それがあなたの義務だというようなことを言った気がします。

あっさり否定されましたけど。

本当そうしておいてよかった。(→⑤地に足のついた自信が生まれるに続く笑)

 

②人に話す

とにかく人に聞いてもらうのも大切ですね。以下、いただいたアドバイスです。

・フィジー人の年上女性

「いつか乗り越えることができるからね。っていうか、帰国したら違う島に引っ越せば?」

→MATSUKO:島引っ越すって…発想がすごいな笑。

・フィジーにいた日本人の年上女性

「そいつ最低だな。実は私も以前婚約破棄されてさ…」

→MATSUKO:おお、私も将来年下から相談受けたら同じように励まそう。

・母

「まぁ、彼なら大丈夫、遠くへ行っても待ってくれると油断しましたね(当時遠距離だった)。あなたは好きなように生きなさい」

→MATSUKO:たしかに~!!

 

③自分の感情を細かく書く

泣いた、悲しかった、内臓がえぐられそう、そういう気持ちをどんどん書き溜めていくと、数日後、少しずつ元気になっている自分を発見します。

または、全然自分立ち直ってないな~などと感じます。

とにかく客観的に自分を把握できるようになるのです。

 

④現状を受け入れ寂しさを認める

③感情を書く、からの延長で、現状を受け入れられるようになってきます。

いつも一緒にいた人がいなくなるのは、頼れなくなるのは、寂しくて当たり前です。

寂しさは吐き出していいと思います。

誰かに頼るというのは、素敵なことです。

普段強がりなMATSUKOは当時「弱さが人間同士の距離を縮めるというのは本当だな」と感じました。

 

⑤地に足のついた自信が生まれる

以前のブログ

「自分」ってなんだろう? - フィジー青年海外協力隊(2017~)日記

でも紹介させていただいた、『なぜか恋愛がうまくいかない人の心理学』(加藤諦三氏)の中で、恋に関するこんな言葉があります。

 

恋愛依存症の人は、別れてしまった後の孤独と、空虚な生活を思うと恐ろしい。

しかし、その苦しさ哀しさを乗り越えて別離を選択したときに恋が実ったのである。

 

つまり、たとえば永遠の愛の誓いが、「恋が叶った」という意味ではないということですね。

自分から振っても、相手から振られても、別れは痛みを伴うもの。

でも「これは自分の人生なんだ」と覚悟をもつと、不思議と乗り越えられるし、のちに視野の広がりを感じられると思います。

 

 

さてこのブログを書くに至ったのは、当時の彼が婚約したという報告を受けたことがきっかけです。

とても成長させてもらったと思う経験で、心から感謝しています。

まぁ実は、2~3日モヤモヤした感覚が潜在意識の中にありましたけど。。

 

彼がこのブログを読むことは一生ないと思うので、こっそりとお祝いの気持ちをここに。(発想がややキモチワルイ)

おめでとうございます。

 

この長文を読んでくれた方、辛さを乗り越えた先には必ず「自信」という人生におけるもっとも重要な財産が待っていますよ。

人にアドバイスできるような立場じゃないですけど、本気でそう信じているので・・・

 

それでは失礼します~