Besitos

愛または笑いを込めて

30歳になってから、6年を迎えて。

こんにちは、30歳になってから6年経つMATSUKOです。

 

まだ30歳だった2019年、その年号を聞くと大して昔な気がしないものの(30代超えあるある)、

自分自身の変化を振り返れば、やっぱり小学校入学から卒業にかけての成長はあったように思います。

 

本当に気が向いた時にだけ書いているこのブログ、30歳の頃には色々書きたいことと書く時間があったようで、読み返すと「こんなことを考えていたのか」と、少し他人のような印象を覚える程、変化の実感があります。

 

matsuko2.hatenablog.com

 

30歳で新鮮に感じていたことが、今はもう当たり前になっている。

 

だからきっと、あの頃はターニングポイントだったんだなと。

 

当時もそんな気がしていたけど、本当にそうだと実感するのは、なんだか嬉しいことです。

 

36歳の誕生日は、当日は平日なのでその前の週末に家族でChinchónという、スペインに住んでいなければ一生行かなかっただろう小さな町を訪れました。

スペイン・Chinchónの中央広場。観光客でにぎわっている。

赤ちゃん連れで行ったので、大してドラマチックなこともないし滞在時間は3時間未満という短い日帰り旅行でしたが、しみじみとした幸せを感じ、自分が大人になったように感じました。

 

20代の時なんて、誕生日に色々ロマンチックな演出をしてもらったり、素敵なプレゼントをもらっても、何かしら文句を言っていたから、ひどいものでした。笑

 

とはいえ、今回も家に帰ってからは疲れが出てイライラしてしまったので、まだまだ修行は足りていないのですが・・。

 

それでも、最近の心境は

 

「色々あったけど、結局これでよかったのかもしれない」

 

というもの。

 

確信とまではいかないけれど、自分の人生を受け入れていこうという前向きな地点に、今立てています。

 

今までの人生にまぁまぁ満足しつつ、これからの人生にもほどよく期待するような。

 

40歳の誕生日にはサンティアゴ・コンポステーラとか、ちょっと象徴的な場所に行きたいな~という「やりたいこと」も浮かび、いい気分です。

 

 

 

 

【週末旅】スペイン・ゴシック建築の最高傑作がそびえるブルゴスへ

マドリッド、とにかく暑いです。
まだ6月だというのに連日30度超え。

ちょっと涼しい所に行きたいけど、赤ちゃんがいるのであまり遠方も難しい。少し北にあって、週末に行けるいい所はないかな、ということで訪れたのがブルゴス(Burgos)。

ブルゴス大聖堂

赤ちゃん連れ家族旅行マドリッドから2泊3日でとっても楽しめました。
印象的だったのが、

(1)軽く散歩できる公園が多い
(2)車がなくても楽しめる
(3)ホテル・レストランが多いがそこまで混んでいない
(4)ケーキなどスイーツとパンが美味しい
(5)サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼のルート内

ということ。
最後に書いてしまったけれど、サンティアゴ・デ・コンポステーラを歩いてみたいなぁと思っていたのは、スペインに住むなんて想像もしていなかった10年前。

巡礼の計画はまだ先と思っていましたが、たまたまブルゴスへ行ってみたら、巡礼ルートの中というのでびっくり。

そういえば『人生に疲れたらスペイン巡礼』という本を読んだり、日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会さんのイベントに参加したりもしました。パウロ・コエーリョの『星の巡礼』も読みました。

また、タイトルにある通りブルゴス大聖堂はスペイン・ゴシック建築の最高傑作とも言われているそうです。

ブルゴス、気持ちのいい風が吹く場所でした。
詳しくはまた別の記事を書きたいと思います。よろしければお付き合いください。

歴史上重要らしいロドリゴ・ディアス・デ・ヴィヴァル、エル・シッド・カンペアドール氏の像。名前が長すぎる。

 

【キャリア】そういえば夢が叶ったという見方もある

1年半以上ぶりにこのブログを更新します。

 

はてなブログを始めたのは青年海外協力隊に行ったことがきっかけだったのですが、当時は20代で、思えば色々と思い描いている夢がありました。

 

協力隊に行く前は東京で会社員をしていましたが、「世界の色んな人と働きたい」「海外で仕事がしたい」「国際協力に携わりたい」というのが漠然とした将来の希望でした。

 

そして現在はスペインに住みながらリモートワークで、アジア・オセアニア・ヨーロッパ・アフリカなどを拠点とする同僚と、気候変動にかかわるNGOで、英語を使いながら広報分野などで働いています。

 

この道に進んだ背景には色々と家庭(おもにパートナー)の事情もあり、流れに流れてここまできたというのが正直なところですが、振り返れば10年前に描いていた夢が何となく実現したといえなくもないな、と思ったり。

 

思いがけず(幸運なことに)昨年一児の母にもなったのですが、異国での子育てには不満も苦労もありつつ、親しい友人にグチを聞いてもらいながらも「何か幸せそうだよ」と言われると、そうなのかなと思ったり。

 

語学を軸にフリーランスでご活躍されている方のブログを拝見し、おこがましくも自分の状況との共通点を感じ、またリンク先にある

"Everything happens for a reason."
(起こることにはすべて理由がある) 

という言葉が、初めて聞くものではないのだけれどグッと腑に落ちたり。

夢が叶う瞬間というのは、たとえば野球のWBCで優勝するみたいに華やかでドラマチックだと思っていました。子供の頃は、志望校に合格するとか、試合で勝つとか、何か賞をとるとか、わかりやすい目標がありますよね。

20代でも、希望の就職とか、起業とか、資格取得とか、あるいは結婚とか住居購入とか(そんな人いるのかな?)わかりやすい節目がありますね。

 

でも、もう少し大人になってみて、夢が叶うというのは瞬間的なものではなく、もっと穏やかで自然な流れであっていいんだと気が付きました。

 

そう気が付いた自分をほめて、今日は満足して眠りにつきたいと思います。

 

 

嘘みたいな生活にふりかかる面倒な現実

予想しない出会いとチャンス。現実味のない展開。

誰でも人生のある期間、多かれ少なかれそのような流れがあるものなのかもしれません。私にとっては2021年から2023年がその時期でした。

2023年の奇遇。まさかオランダに出向いてゴッホさんと待ち合せるとは想像もしなかった。

そういう瞬間ってジェットコースターに乗っているみたいにアドレナリンが出て覚醒するんですけど、その後に色々と面倒な事態を処理しなければいけないんですよね。それが面倒な現実。

具体的には、関係者との調整・交渉やら書類手続きやらです。

変化の副作用ともいえるかもしれません。新生活に慣れるって過程も必要とされます。

さらに出会いと別れは切り離せないものでもあります。

 

以上の物事が続くと生活に現実味があまりなくなり、足元がおぼつかない感じがします。

ちなみにそのフラフラした感じが苦手で、2022年にワールドカップを見ているときは

「脚下照顧」を目標に掲げる三苫氏に共感して応援していました。(たしか三苫選手だったと思うけど違うかも…)

 

でも逆に、「地に足がついてる」ってどういう感じなのでしょう?

 

おそらく、自分の軸を持っていて周りに流されない状態だと思います。

そういう意味で、今年静岡でさくらももこさんに再会したのはラッキーでした。

2023年全国行脚のさくらももこ展は、地元静岡で特に盛り上がっていた。

「再会」っていうのも変な表現かもしれませんが、私にとってはそういう印象です。

さくらももこさんは残念ながら2018年に乳がんで亡くなっています。

小学生の頃、『さるのこしかけ』や『もものかんづめ』等彼女のエッセイが好きで、よく読んでいました。

その後強く影響されることはなく一旦離れていたのですが、今年ひょんなことから彼女の地元である静岡に住んだことで、20年以上の時を経てさくらももこさんの作品を見たり読んだりして、その優しく穏やかな味わいに改めて心を惹かれたのです。

 

「なぜさくらももこさんにこんなにも魅了されるのか?」

と自分にたずねた時、イラストのタッチやユーモアセンスなど色々あるけれど、やっぱり彼女の「地に足の着いた」感性がたまらなく好きなのだと気が付きました。

 

たとえば『ももこの世界あっちこっちめぐり』では、ハワイに行っても朝から緑茶を飲んでいる様子が描かれ、背伸びせず自分の好きなものをわかっている姿が、本当に可愛らしくて素敵だなと思ったのです。(私ならここぞとばかりにコナコーヒーを頼むだろう)

 

と、今日は若干ダークな「面倒な現実」を書くつもりでいたのに、いつの間にかほっこりモードになっていました(笑)

 

まぁ、無理やりまとめると、私たちは「面倒な」現実とか、リアルなこまごました事や煩わしい人間関係を人生の副事物のように扱い、「素晴らしい」夢や目標こそがメインだ、みたいに考えてしまう節があるけれど、実際は逆あるいはその二つは表裏一体なんだろうなと。

 

それら面倒なことを引き受けてこそ人格は深まる。なぜならそれこそがまさに現実であり、現実とは日々の積み重ねだからです。

 

と、至極当たり前のことを書いてしまいました。私に言われなくても皆さん十分ご存知のことだと思うので、この辺で失礼したいと思います。

 

ちなみに、この記事を読んでさくらももこさんに興味を持った方がいれば、彼女の半生を描いた『ひとりずもう』がめちゃくちゃおすすめです。

エッセイと漫画の両方あって、私は漫画を持っています。(エッセイもいつか読みたいと思っています)

 

以上、一応今回は2023年の振り返りがテーマでした。(本当に?)

皆様、よいお年を~!

 

秋の桜とスペイン渡航

このブログに手をつけるのは2年ぶりです。

先日訪れた上野公園では、桜の木にところどころ花が咲いていました。

上野公園で花をつける桜(10月中旬)

そういえばこの桜は何だったのだろうと気になって調べても、大きなニュースにはならなかったようで、あまり情報は見つからず。

昨年の東京新聞で取り上げられていたようで見たところ、どうやら落葉と関係があるそう。

桜の花は7月から8月に芽ができ(知らなかった!)、その後葉っぱが花の成長を抑えるホルモンを出すことで、春までの開花をじっと待つのが通常のようです。

ですが、気温上昇や乾燥が原因と思われる落葉が早まり、また気温が上がると秋にも花が咲くことがあるそう。(詳しくはリンクをご覧ください)

10月なのに「サクラサク」!? 名所・上野公園でソメイヨシノがなぜか開花:東京新聞 TOKYO Web

 

とても人気な桜ですが、案外知られてないことが沢山あるんですね~。

 

さてさて。

 

2年ぶりのブログといっても、その間、書きたいなと思うことは結構ありました。

でも何だか、書けなかったんです。

それは、日々現実の動きが早すぎてじっくり立ち止まれなかったこととか、

大きな変化が多すぎて感情の動きが激しすぎたこととか、

単にLINEみたいな短文に慣れて長文を書くのが正直面倒になったこととか、

色々な理由があったように思います。

 

でも、文章は人間の内面を写し、表現することのできる重要な手段だと考えているので、やっぱり再開したくなりました。

 

私、上野の桜を見た後、スペインに引っ越しました。

このブログをはじめて以来6年間、留学や仕事等で国内外含めとにかく引っ越しが多かったものの、今回は一応初めての永住目的の転居なので、これまでになく感慨深いものがありました。

出国前に家族や友人と会い、色々と近況交換などしているとき、彼らは

「MATSUKOって本が好きだもんね」

「MATSUKOは書くのが好きだよね」

と、自分でも忘れていたことを思い出させてくれました。

 

そして、目まぐるしい変化を続ける人生のなかで、道を見失いそうになることもあるけれど、好きなことを好きなように続けていきたいと、改めて思ったのです。

 

好きなものって本当に、宝物なんだよな~。だから、大事にしよう。

 

というわけで、今後どんなことを書いていくかわかりませんが、興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひともお付き合いくださいませ。

秋のマドリード市内

 

武士道「朝夕死ぬ」とは

 仕事が間に合わない、読まなければいけない資料の内容がどうしても頭に入ってこない、時間を作っても集中できない―—

そんなことはありませんか?

特に外出制限が続き、在宅勤務やステイホームが増える現在、仕事やメンタルのセルフマネジメントは重要性を増しています。

 

デスクワークでとにかくPCモニターを見ている時間が長いMATSUKOは

紙の本を読んで気分転換を試みたりします。

 

そんな気分転換の読書で『ハートフルネス』

を読むと筆者の曾祖父の名言が。

「毎日朝夕ごとに、わしは自分が死んだものと思って死を見つめる。

そうして心を静めるのだ。体がすでに死んだとして生きることができれば、

より良く生きられるのだよ」(P.26)

www.amazon.co.jp

 

リスクを恐れず、集中して今を生きろということでしょうか。

 

関連して三島由紀夫氏の『葉隠入門』(新潮文庫)をめくり

「武士道といふは、死ぬことと見付けたり」(P.105)

を再読。曰く、生死二つのうち、早く死ぬ方を選ぶのが武士道であると。

生を選んだ場合、腰抜けとそしられることがあるが、

死を選んでさえいれば、恥にはならない。それが武士道の本質である。

 

 

以前書籍編集者をしていた頃、出かける時は絶対に部屋の中を完璧に綺麗にすると明言されていた経営者がいました。

彼もやはり死んだ後の「見られ方」に重きを置いており

「事故か何かで万一死んで、知らない人が家に入った時、汚いと嫌だから」

とのこと。

 

当時は「死んでしまえば自分の意識なんてないのに」と思っていましたが

つまり視点を「自分」に置くか、「外部の世界」に置くかで、

短い人生を思えば、ちっぽけな自我に固執することなく

美徳と誇りを貫くのも一つの生き方なのだと感じたところです。

(美徳や誇りも自我に過ぎないという議論は置いておいて・・)

 

とにかく、限られた時間の中でくよくよ悩んでいる場合ではない!

とりあえず夕飯でも作るか・・・と近所のおじちゃんから買った飛騨かぼちゃ(スーパーでよく見るタイプよりも長細い)を煮込み始めたMATSUKOなのでした。

 

潔く生きるって、難しい。

国際協力キャリアについて(20代~30代なかばのエントリーレベル)

最近若手社会人から国際協力キャリアについて相談を受ける機会が増えました。

それは先日APSの説明会に登壇したからなんですが

相談してきた側から相談される側になると発見があります。

以下、気づいたことをランダムにメモします。

 

①迷うなら修士はとっておいた方がいい

修士はとった方がいいですか?」という質問をよく受けます。

国際協力業界に修士マストな職種が多いのは事実なので

これから幅広な選択肢を得たいのであれば、とることをおすすめします。

 

②プライベートとの両立は課題

これは多くの人が通る道のようですが

国際協力という名の通り世界を飛び回るライフスタイルだと

パートナーや家族、自分にも負荷がかかるのは確かです。

もちろんそれを楽しめる人(やりがいを見出す)が多い一方

特にコロナ禍でこの苦労に改めて直面する機会も増えています。

男女、既婚未婚、子なしあり、一様に皆悩む点だと感じます。

 

③問い合わせは早いほど印象に残る。

複数の問い合わせがくると、後の方は正直繰り返しの印象が否めません。

そこで感じるのは「皆抱える疑問は似ている」というのと

「初回は印象的」ということ。

私はアドバイザーとして情報提供するというより自らの経験を語る立場ですが

案外国際協力で、しかも環境やメディアに関心ある人が多いのは良い驚きでした。

何か印象づけたいなら、早めに連絡するのはいいかもしれませんね。

 

④決断後は自分の道をひたすら信じ、進む

考えて決めたら迷わない…自分への言い聞かせです。笑

 

おそらくこれらのコメントは中堅以上になるとまた違うのかなとも思い

エントリーレベル向けとしました。

 

世界も業界もめまぐるしい変化を迎えているので

色々と情報交換・アップデートしていきたいですね。