【Week10】フィジーの生活に「慣れる」ための5つのステップ
こんにちは、MATSUKOです。
10週目にして、フィジーの生活にも慣れてきました。
パン屋で買ってきた全粒粉のトーストと、ベーコンエッグとコーヒーで、何だかものすごく「ようやくここまで来たな」と充実感に浸った土曜日の朝。
だって、卵の上にチリソース載ってますからね。
ということは、チリソースという「なくても生きていけるもの」を家に蓄えているということです。
どうでもいいことのように思えるかもしれませんが、こういうちょっとした「心の余裕」が大切だとMATSUKOは考えるのです。
フィジーに来てから、バスに乗ったり、マーケットやスーパーで買い物したり、教会に行ってみたり、髪を切ったり、フィジーの伝統的な服をオーダーしたり、同僚の家に行ったり、船で出張したり、さまざまな経験をさせていただいています。
それらを振り返り、首都・スバの生活に慣れるためのステップをご紹介。
およそ3カ月以上滞在する方の参考になればと思います。
【STEP1】1日あたり必要なお金を知る
スバの物価は日本のおよそ6~7割程度です。
おもなものとして、以下をピックアップしました。
- 水1.5L :約100円
- バス(市内):約40円 ※バスカードが必要
- タクシー(3km):約250円
- wi-fi通信代(100GB):約3000円
- マンゴー・パパイヤなど果物:約100円
- ランチ:約600円
- ディナー:約1200円
- スムージー:約500円
家賃・水道・電気代・旅行代・医療代などは除き、MATSUKOは月平均約45,000~50,000円で生活しています。
お金や物価の感覚が身につくと、「これはイマイチ」「次はこうしようかな」などと自分なりの判断軸ができ、生活の幅が広がっていきます。
【STEP2】生活圏内の道と安全性を把握する
本当に当たり前のことですが、安全の感覚さえ個々人により違うものです。
- バスが何時まで走っているのか(スバだと19時まで)
- タクシー運転手が道を知らなかった時のガイド
- タクシーを電話で呼んでから車でどれくらいかかるのか
- 人・サービスはどれほどいい加減なのか
- どれくらいぼったくられるのか、値切れるのか(スバはわりと親切)
- 水道水を飲んでも自分は大丈夫か(フィジーは基本的にOKと言われている)
- どんな人が怪しいか
- どんな服装が許容範囲か
これらについては他の人にアドバイスを求めながら、試行錯誤を繰り返していくものだと考えます。
国によって違うものですが、緊張感が続きすぎると疲れてしまうので、メリハリをつけていくと生活になじんでいくことができます。
【STEP3】 困ったときのアドバイザーを見つける
海外生活ではトラブルがつきものです。
わが家も水が出なくなる問題が発生しました。
こういう時、しかるべき立場の人が助けてくれるとは限りません。
大変なこともあるかもしれませんが、良い人間関係を築き、困ったときに相談できる環境をつくっておくことが最善の策です。
途上国や中進国は日本に比べ、システムが整っておらず、個々人に任せられているケースが多いので、こういったことが非常に重要になります。
逆に「この人に言えば大丈夫」とわかっていれば、緊急時でも余裕が生まれるものです。
ところでスバには中国企業がものすごい勢いで進出しています。
写真も中国企業による建設の様子です。
他にも韓国企業は飲食やエネルギー業界で目立っています。
残念ながらスバで日本人を見かける少ないのですが、そもそもアジア人はかなり少ない環境です。
大方はフィジー人ですが休みの日にはオーストラリア人・ニュージーランド人もよく見かけます。
これまでMATSUKOが滞在したことのあるフィリピン・インドネシア・インドなどはとても親日な印象を受けましたが、一方のフィジーでは日本を特別視している感覚は見られません。
地理や歴史も各国それぞれ異なるので当然ですが、日本人だからとチヤホヤされる環境ではないので、悪しからず。
【STEP4】 日々の習慣を身につける
スバはゆったりとした時間が流れており、映画・イベントなど娯楽が少ないので、人によっては「退屈」と感じてしまうかもしれません。
それは本当に残念なことですが・・・
MATSUKOは元々東京のサラリーマンとして全力で社畜だったうえに元々内向的な人間のため、スバでじっくり自分と向き合える時間が贅沢でたまりません。
スバに来てから、ランニングと料理が習慣になりました。
フィジーに限ったことではありませんが、ヨガやズンバ・ウクレレ・料理教室もあるようなので、ぜひ新たな習慣を身につけて、自分の成長を感じてみてください。
習慣によって書いて字のごとく「地に足の着いた」生活に近づくものです。
【STEP5】美味しいレストランを見つける
スバではこれが、最大最重要最困難ミッションです!!
残念ながら、美味しいお店が本当に少ない・・・
でも疲れたとき「このレストランに行けば絶対美味しいものが食べられる」と、
そんな心の拠りどころとなる場所があれば、南の島・フィジーのスバ生活はより一層豊かなものとなります!
日本のようにどのお店に行ってもそれなり・・というレベルは期待できないので
ぜひ自分のお口に合う食事を探してみてください。
それでは失礼します~
(余談:活動内容)
さて現在パンフレットの改訂をしているのですが一つ問題が。
グラフィックデザイナーを起用できるということで、ずっとラフとしてPower Pointを使っていたのですが
一通りドラフトを作ったところで、ディレクターから「何でPublisherを使わないの?」と苦言が入りました。
「えー!!先言ってよ」という気持ちを押し殺す訓練は前職でかなり身についているので、現在セコセコと無心でPublisherに書き換えています。
思い出せば前職(編集)での単独初仕事で、デザイナーさんに共有データをGoogle driveで朝方まで送り続けていました。
当時は一般的にファイル便が使われていることを知らず、大分大分大分迷惑をおかけしたなぁ。
「明けない夜はない。終わらない仕事はない。しかし、夜は必ずまた訪れる」
というのが、先輩方に教えてもらったことです。
ま、要するに自分の仕事がまだまだ甘いのです。ガンバル。