Besitos

愛または笑いを込めて

「自分」ってなんだろう?

こんにちは、MATSUKOです。

 

英語とスペイン語の勉強をしたいので、できるだけ日本語の本は避けているのですが

どうしても読みたくなって、10年前に初めて読んで感動した『自分に気づく心理学』著者、加藤諦三さんの本を、4冊グワッとまとめて読んでみました。以下、おすすめ順にまとめました。

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自分に気づく心理学(PHP研究所; 愛蔵版)

 

  1. 『なぜか恋愛がうまくいかない人の心理学』

恋愛関係を超え、人間関係全般の悩み、不安に回答する一冊。

個人的には「他人に興味がないのでは」と感じることが時々あり、その解決策を見つけたくて読み始めました。80%くらい解決されたように感じます。あとは今後の心がけと習慣しだい。

 

どんな人間関係も、自分の心の葛藤を関係の中に持ち込み、その関係の中で葛藤を解決しようとするとき、その関係は破綻する。(本文より引用)

 

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なぜか恋愛がうまくいかない人の心理学


 

 

2. 『やさしい人』

お疲れ気味、ちょっと立ち止まりたくなった人におすすめ。

子どもの頃からなんとなく、「やさしさ」については憧れと嫌悪の両方を抱いてきました。それは何でだろうなぁ、自分はどうなりたいんだろうなぁ、と思って読み始めました。理解度はかなり高いですが、実践・継続するのはまた難しいですね・・

挿入されているイラストがほっこりするタッチなのも、癒されポイント。

「人間にとってもっとも大切なのはやさしさ」という価値観 

やさしい人は、好きな人や好きなことにこだわる。自然と優しさを身につけ、能動性、社会性、積極性、自主性などが同時に備わる。(どちらも本文より引用) 

 

3. 『心の整理学 自分の「心理的な現実」に気づくために』

 最近気持ちがブレる、決断に一貫性がない、という人はぜひ読んで。

私の弱点としてどこか現実逃避してしまう自分に問題意識があり、読み始めました。こちらも非常に納得いく説明で、心にスッと入ってきました。

心の整理とは、自分にできることと、できないことをはっきりさせることでもある。自分に大切なものと、大切でないものをはっきりさせること。

自分は意志が弱いと思っている人は、目的が分かっていないだけである。夢がないだけのことである。エネルギーが湧かないのは自分の世界を創れないから。(どちらも本文より引用) 

 

4. 『言いたいことが言えない人 「恥ずかしがり屋」の深層心理 』

人といて「疲れるな」、と感じたことのある人、必読!

日本においては自己主張が強いと言われるMATSUKOも、

今の国際色豊かなコスタリカの大学院では引っ込み気味(汗)。

でも振り返れば、もともと人見知りだった幼少時代を経て学生時代に努力して恥ずかしがり屋を克服した思い出があります。

ということで「そもそも何でシャイになるのか?」「どうすれば改善できるか?」と考えるために読んでみました。結果、もっと自分から話さないとな~という結論にいたりました。笑

恥ずかしがり屋の人は、相手にもっと理解してもらおうとする努力が欠けている。(本文より引用) 

もう一度はじめから生きなおせるとしたら、

今度は失敗を恐れないようにしよう。

力を抜いて、頭を柔らかくして、

いままでよりもっと愚かになろう。

――ネブラスカの修道士 

 

はぁ。今週の予習が終わってなくてこんな趣味を充実させてる場合じゃないんですが(笑)

書けてよかったです。

 

今回日本から唯一持ち込んだ、村上春樹さんの『風の歌を聴け』から引用して、今日は失礼します。

 

もちろん問題は何ひとつ解決してはいないし、語り終えた時点でもあるいは事態は全く同じということになるかもしれない。結局のところ、文章を書くことは自己療養の手段ではなく、自己療養のささやかな試みに過ぎないからだ。 

ささやかな試みだとしても、コスタリカより、自分のために心を込めて。

こんな独り言にお付き合いいただき、本当にありがとうございます。