【Week 4③】ナチスドイツと戦前日本が並列されるモミ要塞
こんにちは、MATSUKOです。
現在フィジーで青年海外協力隊・観光要員として、ナショナルトラストフィジーというフィジーの自然・遺産保護を目的とした非営利団体で働いています。
先日、フィールドワークでモミ要塞(Momi Battery Historical Park)へフィールドワークに行ってきました。
モミ要塞は、前回紹介したシンガトカ大砂丘から車で50分程度、ナンディ国際空港からは車で45分程度の場所に立地しています。
【Week 4②】砂のしずくが流れるシンガトカ大砂丘 - フィジー青年海外協力隊(2017)日記
先月8月に新しいビジターセンター(モミ要塞の歴史がわかる小さな博物館のようなもの)ができ、フィジー国内ではテレビや新聞で報道され、話題になっていました。
▲8月に行われたオープニングセレモニーの様子。
ところでこのモミ要塞は、日本ととても深いつながりがあります。
▲「大虐殺と残虐行為」としてナチスドイツと日本軍が並べられている
1941年、モミ要塞は日本の侵略を避ける目的で建てられました。
1940年に入ると、日本は太平洋に戦いの手を広げており、フィジーの占領も現実味を帯びてきた、と彼らは考えたそう。
そこで要塞を建て、ニュージーランド軍が銃操作指導に当たりました。
▲上空から見たモミ要塞の様子。現在はのどかである。
▲銃操作室からまわりを見ると海岸線全景が見渡せる。
日本国内では得難い経験になると思うので、日本人には特に、フィジーに来たらぜひ! おすすめしたいスポットです。
それでは失礼します~