【Week 4②】砂のしずくが流れるシンガトカ大砂丘
こんにちは、MATSUKOです。
現在フィジーで青年海外協力隊・観光要員として、ナショナルトラストフィジーというフィジーの自然・遺産保護を目的とした非営利団体で働いています。
先日、フィールドワークでシンガトカ大砂丘(Sigatoka Sand Dunes)へフィールドワークに行ってきました。
シンガトカ大砂丘はフィジーのリゾート地として人気の高いコーラルコースト(Coral Coast)の近くに位置しています。
入場料8フィジードル(約450JPY)で中に入ると、1.5kmのショートコースか、4.5kmのロングコースのどちらかを選んでウォーキングを楽しむことができます。
MATSUKOはロングコースを1時間半程度で歩きました。
突然ですが、砂丘と砂漠の違いってご存じですか?
「そういえば何だろ~?」と思ってググってみたところ、以下のような回答が。
【砂丘】=風によって運ばれた砂が堆積してできた丘状の
地形
【砂漠】=降雨量が極端に少なく、岩石や砂礫からなる広大な荒地
つまり砂丘は地形を示すのに対し、砂漠は土地を指すそうです。
さて、シンガトカ大砂丘の入り口はさまざまな種類の木々が広がります。
ここではバードウォッチングも楽しめるそう。
いったん森林を抜けるとこんな看板を発見。
この「闇の森」の上空に流れ星が落ちるときは、村の誰かが亡くなったのだ、と言い伝えられたそうです。
さらに進んで、ようやく砂丘が見えてきました。
このあたりまで来ると日差しも風も強いので、日焼け止めとサングラスが必須です。
風がふくたびに砂丘の波が打ったり、砂のしずくすら流れたりする様子は圧巻で、
何時間でもここにいたいと感じました。
帰り道、現地スタッフが
「Nature is amazing(自然は本当にすばらしい)」
と言い、MATSUKOもまさに同じ気持ちで幸せでした。
それでは失礼します~
(余談)
砂丘は風により移動し続けるもので、まさに無常を感じさせました。
大正生まれの文豪・阿部公房著『砂の女』では、話が展開するにつれ主人公が不思議なほど砂に魅了されていきます。
砂丘訪問では、小説を読んだときは理解できなかった砂の魅力を実感することができ、大満足でした。