【Week 18】フィジーで真夏のクリスマス
こんにちは、MATSUKOです。
9か月の活動も折り返し地点に差しかかる頃、南の島にもクリスマスが訪れました。
フィジーでは、家族でクリスマスを過ごすのが普通。
キリスト教が根強いフィジーですが、教会に行く習慣はなくなりつつあり、商業的な意味合いが強くなってきているそう。
フィジーでクリスマスの予定など皆無のMATSUKOは、いつもお世話になっているカウンターパートのお姉さんのお宅で、クリスマスランチをご馳走になりました。
大きなクリスマスツリーの下には、たくさんのプレゼントが!
それらは姪や甥への贈り物で、まるでアメリカ映画のようなシーンにビックリ。
カウンターパートのお家は由緒正しきお金持ちで、海外生活経験者もとても多いんです。
食事はハム、コンビ―フ、ローストポークなど肉づくし!
とっても美味しく、何度もおかわりしてしまいました。
このお宅はかなり欧米化していますね。
一般的なフィジー家庭では「ロボ料理」というフィジーの伝統的な料理を楽しむことが多いそうです。
ロボ料理とは、魚や肉、ダロ(芋)などを葉っぱに包んで地面で蒸し焼きにしたもの。
ちなみに気温は30度超え。
バルコニーからの景色を楽しんでいると、口笛を吹き始めるカウンターパート。
「昔、森のなかでお父さんに教えてもらったの。
口笛を吹くと風がやってくるって」
詩的で素敵、と二人で笑っていると本当に風が吹くじゃないですか。
こういう瞬間が最高です。
見知らぬ地で人と交流して、新しい発見をえる。
感傷的かもしれませんが、これらの一瞬一瞬が自分の人生を支えてくれる確信があります。
夜は別の同僚のお宅でロボ料理をいただきました。
といっても、お腹いっぱいであまり食べられませんでしたが・・
それは0歳児と5歳児と7歳児のいる一軒家のお宅で、大人5人が24時までダイニングでおしゃべりしていました。
5歳児と7歳児はクリスマスプレゼントで『アナと雪の女王』の自転車をもらったらしく、家の中でも乗り回していました。
それを誰も指摘しないという・・・自由ですね。
カウンターパートは「お腹がすいた」と22時ごろチキンを食べだすし・・・自由なんです。
ちなみにはじめはフィジーの伝統的な飲み物である、木の根っこを乾燥してすりつぶした「カバ」を飲んでいたのですが
その後サングリア、ビール、ウイスキーコークなどかなり適当な飲み回しをしていました。
フィジー人はおしゃべりがとっても得意です。男女で話題が分かれることもないですね。
クリスマス前には職場でのクリスマス・ランチ、職場近くのクリスマスパーティーからのナイトクラブ、クリスマスイブには突然の断水のなかスターウォーズ連続6本鑑賞などを楽しみ、とっても印象的なクリスマスになりました。
それでは失礼します~