【Week15】レブカで防災ワークショップを開催
こんにちは、MATSUKOです。
世界遺産の港町・レブカへ2度目の出張に行き、「Disaster Risk Reduction Consultation Meeting」という防災ワークショップの手伝いをしました。
泊まったのは、配属先のナショナルトラスト御用達の「ROYAL HOTEL」というフィジーで一番古いホテル。
ところでMATSUKOはフィジー人との出張が大好き。
出張や旅行など、ずっと一緒にいると、それまで知らなかった彼らの顔を見ることができたり、何より仲が深まりますよね。
前回は一つのコテージに3人で泊まり、料理をずっと作ってもらいました。
本当は振舞ったほうがいいの、わかってるんですけど。彼らとっても料理が上手なんですよね~・・
レブカは現在首都のスバと違いスーパーの品ぞろえが少なく、野菜や肉など生鮮食品多くありません。
それでも彼らは工夫して
・トマトとツナとナッツのパクチーサラダ
・玉ねぎとツナの炒め物 ナッツとマンゴー添え
・マッシュルームとツナのトマトカレー
などを作ってくれ、とても美味しくいただきました。
しかもデザートのパッションフルーツアイスクリームには缶詰のミックスフルーツを添えるなど、めっちゃくちゃ食いしん坊。
缶詰をうまく使って料理してくれるのですが、女性も缶をナイフで豪快に開ける。
フィジーの缶切りが使いづらくて苦労していたMATSUKOは、「この人たちナイフで開けられるから缶切りの質が上がらないのか!!」と妙に納得。
さて、ワークショップは12月6日開催だったのですが、そのワークショップのための打ち合わせが行われたのが何と出張の前日。
「自分は何も聞かされてないけど、さすがにみんな色々準備してるんだろうな~。だってレブカの人たちを迎えてのワークショップだし」
と思って打ち合わせに出席したら、まさかのワークショップの目的と出席者の確認から始まりました。
「それ絶対打ち合わせ前に共有すべき事項でしょ・・」
と思って面をくらったのですが、挙句の果てに打ち合わせの最後になってワークショップの各セクション担当者を決めることに。
「えっ、準備しないの?」
打ち合わせは行きのフェリーで、ということで打ち合わせ終了。
出発当日、「どうなることやら」と思いながら彼らの様子を見ていると
打ち合わせなんてしない。
フェリーの待ち時間ではパンを買い、乗っているあいだは子供時代の遊びについて昔話に花を咲かせていました。
結局、打ち合わせは当日の朝5時から行われました。ギリギリすぎる。
そして迎えた本番。
参加者はレブカの町長、水道局、警察、文化庁など町の主要メンバーの方々で、一人ひとり簡単に自己紹介をおこないました。
そしてディレクターによる、防災についてのプレゼンからスタート。
その後、「土砂崩れ」「洪水」などを想定し対策まで考えるグループワークを行いました。
最後には発表と質疑応答も。
プロジェクトの最後には成果物として防災対策の「ツール」を作る予定になっており、そのためのアイデア出しも行いました。
ワークショップの進め方や準備は日本とかなり異なるものの、彼らの「本番力」や「何だかんだで成果物を上げる力」には驚嘆してしまいました。
正直このプロジェクトにはカメラ担当程度しか貢献できていないのですが
かなり興味深い内容でもあり、また日本の知識が生かせるポテンシャルのある分野でもあるので、食らいついていけるよう頑張ります。
それでは失礼します~