【Week13】世界遺産の港町レブカと防災
こんにちは、MATSUKOです。
先月のレブカ(Levuka)出張から、配属先のナショナルトラストがユネスコに報告している
「災害リスク軽減」(Disaster Risk Reduction)のプロジェクトに参加しています。
▲レブカでのフィールドワークの様子
ナショナルトラストは
①歴史的建造物の重要度評価
②消火設備の確認
③下水路の確認
などを通じて、レブカの災害(火事、台風、津波など)リスク軽減を目指しています。
▲レブカの歴史的港町
気温上昇等による気候変動の影響もあり
南太平洋の島々で災害リスク軽減はとても注目されています。
先日ナショナルトラストがユネスコに提出したレポートは好評だったようで
「ぜひバヌアツにも来てほしい」
と声をかけていただいたそうです。
▲フィールドワーク後の会議の様子
このプログラムで改めて強く感じているのは気球規模の課題の重要性と英語の重要性です。
地球規模の課題の重要性については、ここ数年で世界的な気候変動や
とりわけ南太平洋諸国での水面上昇が話題になっている通り。
日本で原発問題すらも風化しつつあること自体が
国外に出て改めて問題なのだと気が付きました。
国内の問題のみならずそれは地球規模の問題なのですよね。
これまでエネルギーや環境問題に強い関心のなかったMATSUKOですが、大反省です。
英語の重要性については、英語が自由自在に使えればどんな類のノウハウも海外で応用することが容易になるのだと実感したことです。
上記のとおり、フィジーのレポートが応用できるのも、人がリサーチやノウハウ提供に行けるのも、共通の言語が話せるから。
日本の原子力の問題はまだ解決していませんが、いい意味でも悪い意味でも世界からの注目度が高いのは事実。
これらを日本語だけでやっていては世界への発信力が低い。
また、たとえばアジアなど国家間での交流を深めるとしても、お互いが十分にコミュニケーションできる言語が必要不可欠だと痛感しています。
それでは失礼します~