【Week12】職務経験と言語の壁
こんにちは、MATSUKOです。
▲職場のデスク。仕事内容が日本でやってきたことと変わらなくなってきました。
現在ナショナルトラストフィジーという非営利団体で広報として
パンフレットの改訂を行っています。
現在、ナショナルトラストが管理している シンガトカ大砂丘・モミ要塞・レブカのコミュニティセンター含む7つのパンフレットを同時進行で制作中。
ディレクターと今年9月の打ち合わせ時点で「年内完成」を目指すことを決定。
MATSUKOがドラフト作成→各所マネージャーへ確認出し
を行ってきたものの、マネージャーの確認が遅れる、遅れる・・・
何度リマインドしても平気でスルーしたり、
笑顔で「ごめんPCのソフトが調子悪くて、明日!」と言われたり、
まあ南の島のイメージを裏切らず、基本的にすっぽかされます。
でもその中でも、きちんと返してくれる人もいるんですけどね。
あまりにみんな遅れてくるので、進行表を作り直してディレクターに締め切りの相談をしてみました。
当然「OK」となるかと思いきや、彼女は「ダメ。7つ全部は無理でも予定通りやりましょう」と回答。
そう来るか! けっこう驚きです。
早急に再度ミーティングがセットされ、ディレクターとともにパンフレットの内容をチェック。
全体的なレイアウトはほぼ問題なくクリア。
9月時点でアウトラインを作って合意していたので。
しかしライティングについて
「この言葉はマーケティングじゃないよね」
などとダメ出しが入る。
制作中、「イグアナの生態」「地形」「植物」「歴史」など、ただでさえなじみのない英単語に苦戦していたので、キャッチコピーや表現の精査まで追いつけていなかった自覚があり、内心自分の仕事の甘さを反省。
「中学生でもわかる表現」
をテーマにリライトを行うことになりました。
ターゲットを最初に確認するべきだった・・・これ編集の基本。
そして突然4つ折りから3つ折りに変更という無茶ぶり発生。
これは事前に確認したんだけど・・・現場でよくある話ではある。
ちなみにディレクターはナショナルトラストで20年ほど働いているフィジー女性なのですが、イギリスの大学院へ奨学生として留学していた経験を持ち、書く能力が高い。
レイアウトの作成はもちろん
文章を直したり見出しを考えたり、というのは前職そのものです。
協力隊の要請要件「観光」の経験はないものの、だいぶ前職の経験が生きているというのは、うれしく思います。
とはいえ、日本語でやってたんですよ。
それが急に英語になり、本当に、難しいです。
言語が違うと中学生以下という自分の英語力が、情けないですが・・・
とはいえ実に面白く、ためになる経験をさせていただいています。
ボランティアというよりもインターン(就業体験)みたいですね。
それでは失礼します~